アイリスオーヤマ 

アイリスオーヤマ 

 ・会社概要

1971年、大阪府東大阪市で大山ブロー工業株式会社として創業した。そのあと1989年に本拠地を仙台市に移転し、会社名を「アイリスオーヤマ」に変更した。業界最大手であるが、分類上は中小企業である。

もともとはプラスチック製の養殖用ブイや育苗箱を製造していたが、家庭用プラスチック製半透明収納ケースの販売において会社が急成長した。現在はプラスチック製品を主に収納、インテリア用品、園芸用品、ペット用品、日用品、生活家電、LED証明、資材など幅広く扱っている。また家庭用プラスチック製品の製造販売は業界国内最大手で利益率が高く、2009年のLED証明はシェアがトップクラス。

  

 ・特徴

 アイリスオーヤマは、毎週月曜日に新商品開発会議をおこなっている。この会議で取り上げる新商品の企画は、機能・デザイン・価格などあらゆる側面から、徹底的に生活者の視点で検討され、 生活用品の開発で養ってきた生活者の視点を元に、近年は家電カテゴリーの不満解消にも取り組んでいる。

 物流にも力をいれていてアイリスグループは北海道から九州まで国内6ブロックに8工場の生産・物流ネットワークを完備。これにより、全国各地に広がるお取引先様へいずれかの拠点から半径100~300km内の「1日配送圏」を可能にしました。

 また仙台に拠点を構えるスポーツチームと結びつきがあり、2004年にはベガルタ仙台のメインスポンサーに、2009年には東北楽天ゴールデンイーグルスのスポンサーにそれぞれなっている。

 

 

 ・感想

アイリスオーヤマと聞くと収納用品が一番最初に思いつく。それ以外と言われると他に何も思いつかないくらい、ほとんど名前しか聞いたことのない企業だった。

 今回、調べてみてアイリスオーヤマがプラスチック収納容器以外にも家電や家具、健康用品、LED証明などとかなり幅広い分類で商品開発を行っていて、予想以上に大きなものだと思った。また調べていくうちに外側からでは中々知ることのないであろう努力や企業の長所を知れてよかった。